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カテゴリー別アーカイブ: 日記

大洋開発のよもやま話~第20回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄県宮古島市を拠点にクレーンリースやコンテナ・プレハブ販売、リースなどを行っている

大洋開発、更新担当の富山です。

 

 

 

⚒️土地の整地から設置まで

〜“置くだけ”じゃない!コンテナの基礎工事〜

コンテナハウスを導入する際に、「地面に置くだけ」と考えている方は少なくありません。
しかし、実際には地盤調整や基礎工事が不可欠です。
特に宮古島のような強風地域では、基礎がしっかりしていないと転倒・沈下の危険があります。

ここでは、コンテナ設置の前段階として行われる施工の流れを紹介します。


🏗️1. 現地調査と地盤確認

 

まず最初に行うのが現地調査です。
土地の傾斜・地質・水はけ・隣接道路の状況を確認し、
どのような基礎を採用すべきかを判断します。

地盤が軟弱な場合は、砕石を敷いて転圧を繰り返すなど、
沈下防止のための補強工事を行うこともあります。

また、コンテナのサイズ(20ft/40ftなど)や設置位置によっても、
必要なスペース・基礎の厚みが異なります。


🧱2. 基礎の種類と施工

 

コンテナハウスの基礎には、主に以下の3種類があります。

  • 独立基礎(ポイント基礎):コンテナの四隅をコンクリートで支える方式

  • 布基礎:連続したコンクリートで支え、安定性を高める方式

  • ベタ基礎:全面をコンクリートで覆い、地盤沈下や湿気対策に効果的

宮古島のような高湿・塩害地域では、鉄筋入りコンクリート基礎+防錆処理が推奨されます。


⚙️3. 水平確認とアンカーボルト設置

 

基礎が完成したら、水平精度の確認を行います。
この作業を怠ると、コンテナが傾いて扉が開かない・雨漏りが発生するなどの問題が起きるため、
レーザーレベルなどでミリ単位の調整を行います。

また、風圧による転倒を防ぐために、アンカーボルトでの固定が必須です。
特に海沿いエリアでは台風時の突風に備え、
構造計算に基づいたアンカー数・位置が重要となります。


💧4. 排水・防湿対策

 

コンテナの床下には湿気がこもりやすく、
放置するとサビやカビの原因になります。
そのため、排水勾配をとったり、防湿シートを敷いたりといった対策を行います。

また、雨水が溜まらないように地盤を高める「盛土」も行い、
全体を通して通気性のよい設置環境を整えます。


🔧5. コンテナ設置と最終調整

 

基礎が完成したら、いよいよコンテナを設置します。
クレーンで吊り上げ、四隅の位置と高さを再確認しながら慎重に据え付けます。

その後、電気・給排水・空調などの配管接続を行い、
最終確認を経て使用開始となります。

見た目はシンプルでも、
その裏では丁寧な測定と調整の積み重ねがあることを忘れてはいけません。


💬まとめ

 

コンテナハウス設置において、基礎工事は“見えないけれど最も大事な部分”です。
しっかりした地盤と精密な水平調整が、安全性と快適性を左右します。

「置くだけだから簡単」と思われがちなコンテナ設置も、
実際には建築物と同じだけの施工精度が求められるのです。


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9部屋すべて完全個室。
宮古島での工事・出張・シーズン対応の企業様に最適です。
宿舎が不足している企業様はぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第19回~

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🏠コンテナハウスと法規制

〜設置前に知っておくべき建築基準法と申請〜

コンテナハウスは、自由なデザインと移動性の高さで注目を集めていますが、
実は「ただ置くだけ」では設置できない場合が多いのをご存じでしょうか?
見た目はシンプルでも、建築基準法や用途地域の制限をしっかり理解しておくことが大切です。


📜建築物として扱われる場合

 

コンテナハウスが「建築物」とみなされるのは、
土地に固定されていて、継続的に使用する場合です。

  • 基礎の上に設置されている

  • 電気・給排水などのインフラに接続されている

  • 事務所・店舗・住宅として使用されている

これらに該当する場合、建築確認申請が必要となります。
申請では、構造安全性・耐火性・断熱性能・避難経路などが審査対象となり、
一般的な住宅や店舗と同様の法規制が適用されます。


🏗️用途地域による制限

 

コンテナハウスを設置できるかどうかは、
「用途地域」によっても左右されます。

  • 第一種低層住居専用地域:住宅以外の用途は制限が多い

  • 準工業地域:事務所・店舗・倉庫など幅広い用途で設置可能

  • 工業地域:比較的自由度が高いが、住居としては制限あり

設置予定地の用途地域を確認し、
用途と整合するかを事前に検討しておくことが重要です。


⚖️確認申請と安全基準

 

建築確認申請では、構造や耐震基準も審査されます。
特にコンテナハウスは、もともと貨物輸送用に設計されたため、
居住や店舗用途に転用する場合には、以下のような改修が求められることがあります。

  • 壁・天井への断熱材施工

  • 窓や換気設備の設置

  • 電気・水道配管の引き込み

  • 基礎との固定工事

このような工事を行うことで、法律上も安全に使用できる「建築物」として認可されます。


🧱固定式か移動式か

 

もしコンテナを「仮設事務所」「イベント出店」などの一時利用で使う場合、
建築確認が不要となるケースもあります。
ただし、地面に固定しないこと・長期間設置しないことが条件です。

短期間でも配管・電源接続を行う場合は、建築扱いとなる可能性があるため、
設置前に必ず行政へ確認しておくことをおすすめします。


💬まとめ

 

コンテナハウスは自由で魅力的な反面、
法的なルールを理解しておかないと、後から「設置できない」「使用停止」となるリスクもあります。

「建築物」として扱われるか、「仮設物」として扱われるか。
その判断は設置方法と用途次第です。

安全・合法に、そして長く安心して使える空間を作るために、
設置前の確認と専門家への相談を欠かさないようにしましょう。


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大洋開発のよもやま話~第18回~

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中古コンテナを再利用!

~コストを抑えてスマートに活用する方法~

 

 

新品だけがコンテナではありません。
実は今、**「中古コンテナ」**を活用するスタイルが人気を集めています。

理由はシンプル。
✅ 新品よりコストが大幅に安い
✅ 構造がしっかりしている
✅ 再塗装や改装で新品同様に再生できる

つまり、“賢くお得にマイコンテナを持つ方法”なのです。


💰 中古コンテナの価格相場と魅力

 

一般的に中古コンテナの価格は、
新品の約 1/2〜1/3程度
20フィート(約6m)サイズなら数十万円台から購入可能です。

さらに、もともと貨物輸送に耐える構造のため、
多少の使用感があっても性能は十分
外装のサビやキズを補修・塗装すれば、見違えるように美しくなります。


🧱 再利用の流れ

 

1️⃣ コンテナの選定
 サイズ(20ft・40ftなど)、状態、用途に応じて選びます。

2️⃣ 清掃・サビ落とし・塗装
 劣化部分を整え、錆止め塗料+トップコートで再仕上げ。
 お好みのカラーリングも可能です。

3️⃣ 内装工事
 断熱材・床材・壁材を張り替えて、
 住居仕様・事務所仕様・店舗仕様にアレンジ。

4️⃣ 設置・電気・設備工事
 現地での搬入、基礎整備、電気・エアコン設置まで対応。


⚙️ 中古コンテナ再生のポイント

 

中古コンテナを長持ちさせるには、最初のメンテナンスが重要です。

  • サビをしっかり落として塗装する

  • 水漏れ・歪みがないかをチェック

  • 床材を防湿仕様に変更する

これらを施工会社に任せることで、
中古でも新品と変わらない快適性を実現できます。


🏡 活用例

 

● 自宅の別室として

自宅の庭や駐車スペースに設置して、
「趣味部屋」「書斎」「リモートオフィス」として活用。

● 倉庫・保管庫として

耐久性・防水性に優れ、工具・資材・季節用品の収納に最適。

● 店舗・展示ブースとして

低コストでスタートできるため、
起業初期の方やイベント出店者にも人気です。


♻️ 環境にもやさしい選択肢

 

中古コンテナを再利用することは、
廃棄を減らし、CO₂排出削減にも貢献します。

「再利用=リユース」という考え方が、
これからの建築・物流・ビジネスのあり方を変えていくでしょう。


👷‍♂️ 職人たちの仕事の裏側

 

再塗装や内装工事を手掛ける職人たちは、
ただ“直す”のではなく、“新しい価値を与える”という気持ちで作業しています。

「ただの鉄の箱を、人の暮らしの空間に変える」
それがこの仕事のやりがいです。

デザインや仕上げ方によって表情を変える中古コンテナは、
まさに職人のセンスと技術のキャンバス


💬 お客様の声

 

「新築よりも手軽にオフィスが作れた!」
「思っていたよりも快適で、外観もおしゃれです。」
「古いコンテナが、まるで新しい空間に生まれ変わって感動しました。」


🌈 まとめ

 

✅ 中古コンテナはコストを抑えた“賢い選択”
✅ 塗装・内装リフォームで新品同様の仕上がりに
✅ 環境にも優しく、エコ建築として注目度上昇中
✅ 職人の手で“鉄の箱”が“人の空間”へと変わる

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第17回~

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注目のコンテナハウスとは?

~デザイン性と機能性を兼ね備えた新しい住空間~

 

 

ここ数年、全国各地で注目を集めているのが**「コンテナハウス」**。
港で見かける貨物用コンテナを再利用し、住居・事務所・店舗などに改装した建物です。

もともと輸送用に設計されているため、強度・耐久性・気密性に優れており、
さらにデザインの自由度とコストパフォーマンスの高さが人気の理由。


従来の建築とは異なる「新しい暮らし方」「新しい働き方」を実現できる選択肢として、
今、若い世代を中心に急速に広がっています。


🧱 コンテナハウスが選ばれる理由

 

1️⃣ デザイン性の高さ

 

シンプルで無骨なデザインが魅力のコンテナハウス。
モダン建築やインダストリアルデザインとの相性が良く、
外観・内装ともに**「自分らしい空間づくり」**ができます。

窓の配置・塗装のカラーリング・外装材の選択によって、
温かみのあるカフェ風からスタイリッシュなオフィス風まで、
思い通りのイメージを実現できます。


2️⃣ 強度と耐久性

 

輸送用コンテナは、船やトラックで長距離輸送に耐えるよう設計されています。
つまり、地震・風・積雪・塩害にも強い構造体なのです。
厚いスチール板で形成されており、通常の軽量鉄骨よりも高い剛性を誇ります。

また、防錆塗装や断熱加工を行えば、
長期利用にも十分対応できる強度を維持できます。


3️⃣ 工期の短さとコストパフォーマンス

 

コンテナハウスの大きなメリットは、「早く」「安く」「丈夫に」建てられること。
本体は工場であらかじめ製作・改装され、現地では設置・接続のみで完了。
天候に左右されにくく、建築期間を大幅に短縮できます。

また、コンクリート建築や木造建築に比べて
初期費用が抑えられる点も大きな魅力です。


🏡 活用例いろいろ!

 

● 住居用

断熱・防音・内装を整えれば、快適な「マイホーム」として利用可能。
1LDKタイプ、平屋、二階建て、連結型など自由設計も可能です。

● 事務所・現場オフィス

建設現場・農業施設・工場内など、短期間で設置・撤去可能な可動式事務所として大活躍。
エアコンや照明も設置でき、快適な作業空間をすぐに確保できます。

● カフェ・ショップ・美容室

「小規模店舗」や「移動販売拠点」としても人気急上昇中。
おしゃれな外観でSNS映えするコンテナ店舗は、
特に若年層の集客に効果的です。


💬 コンテナハウスの将来性

 

コンテナハウスは、**環境にもやさしい“リユース建築”**です。
不要になった貨物コンテナを再利用することで、
資源の無駄を減らし、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献しています。

加えて、移設・増設が容易なため、
**「ライフスタイルの変化に合わせてカタチを変えられる家」**としても注目されています。


🌈 まとめ

 

✅ コンテナハウスは「早い・安い・強い・おしゃれ」
✅ 住居・事務所・店舗など幅広い用途に対応
✅ 再利用建築としてエコ&時代にマッチ


「家は一度建てたら終わり」ではなく、
「必要に応じて増やせる・動かせる時代」へ。

それが、これからの“モジュール建築”の形――
コンテナハウスは、まさにその最前線に立つ存在です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第16回~

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どんな人が利用しているの?お客様の声


今回は実際にコンテナやプレハブを導入いただいたお客様の声をまとめました。

用途によって求める条件は違いますが、共通しているのは「便利さ」と「安心感」です。


👷 工事現場の監督さん(プレハブ事務所)

 

「施工期間中だけの設置でしたが、快適に仕事ができました。トイレや空調もつけられて助かりました!」

工事現場では仮設事務所が必要不可欠。プレハブは設置から撤去までがスムーズで、短期利用に最適です。電気・空調・トイレなどを備えることで、現場スタッフの休憩や会議も快適に行えます。
監督さんからは「現場の士気が上がり、工期短縮にもつながった」との嬉しい報告もいただきました。


👨‍🌾 農家のお父さん(コンテナ倉庫)

 

「農機具の盗難が心配でしたが、頑丈なコンテナを導入してからは安心感が違います。移動もできて便利!」

農家にとって大切な農機具や肥料を守るには、強度のある収納スペースが不可欠。鉄骨構造のコンテナは防犯性が高く、鍵や補強装置を加えればさらに安心です。
また収穫期やイベントに合わせて設置場所を移動できる点も評価され、「農作業が効率的になった」と好評です。


👩‍💼 個人オーナーさん(コンテナカフェ)

 

「店舗として改造したコンテナは話題性抜群!SNSでも評判になり、集客効果を感じています。」

コンテナを活用した店舗は、その独特な外観で集客力を高めます。特に若い世代は「写真映え」を重視するため、SNSを通じて口コミが広がりやすいのが特徴です。
オーナーさんは「おしゃれな雰囲気でお客様の滞在時間が伸びた」と語り、売上アップに直結したそうです。


🏠 その他の利用者の声

 

  • 被災地での仮設住宅として利用:「すぐに設置でき、プライバシーを守れるのがありがたかった」

  • 学習塾の臨時教室:「低コストで増設でき、生徒数の増加に対応できた」

  • 趣味用のガレージ:「車やバイクを雨風から守り、作業スペースとしても活用できる」

 

コンテナやプレハブは、住宅・倉庫・店舗・公共利用まで、幅広く応用できる柔軟性を持っています。


✅ まとめ

 

お客様の声から分かるのは、コンテナ・プレハブが「必要なときに、必要な形で活躍する存在」であるということです。


仮設だからこそのスピード感、頑丈さ、そしてデザインの自由度。これらが揃っているからこそ、さまざまな分野で導入が進んでいます。

これからは、オフィスや住宅として常設利用されるケースも増えるでしょう。**“空間の可能性を広げる建築”**として、コンテナ・プレハブはますます注目されていくはずです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第15回~

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コンテナハウスって住めるの?住宅利用の実例紹介

 

 


「コンテナって本当に住めるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
近年、キャンプ場や商業施設だけでなく、実際の住宅としてコンテナを活用するケースが増えています。

結論から言うと、コンテナは十分に住める住宅となり得ます。
断熱材を入れ、内装を整え、電気・水道といったライフラインを整備すれば、快適な生活空間が実現できるのです。では、どんな特徴があり、どんな住まい方が可能なのでしょうか?


🏗️ コンテナを住宅にするメリット

 

1. 強度と耐久性

コンテナはもともと海上輸送に使われるため、風雨や衝撃に強い構造になっています。台風や地震にも耐えられる強度があり、長期的に安心して利用できます。

2. 工期の短さ

従来の住宅建築よりも圧倒的に工期が短いのが特徴。コンテナを組み合わせて設置するだけなので、基礎工事から完成まで数週間~数か月で住めるケースもあります。

3. デザインの自由度

単体で利用するだけでなく、複数台を組み合わせて間取りを自由に設計可能。二階建て、L字型、コの字型など、個性豊かな住まいが実現できます。

4. ローコスト

住宅価格が高騰する中、「低コストでマイホームを持ちたい」というニーズに応えるのがコンテナ住宅です。内装や設備のグレードを調整することで、予算に合わせた柔軟な設計が可能です。


📝 実際の住宅利用事例

 

山間地に建てた別荘

自然豊かな山間部に建てられたコンテナハウス。木目調の外壁で景観になじませ、断熱材を厚く入れることで冬でも快適。週末の別荘として利用されており、維持管理の手間も少なく人気です。

キャンプ場の宿泊施設

「アウトドアは好きだけど、テント泊は苦手…」という層に支持されているのが、コンテナ宿泊棟。エアコン・ベッド・水回りを整えたグランピング仕様は、手軽さと快適性を両立し、ファミリーや女性グループに大好評です。

コンテナ4台を組み合わせたL字型ハウス

広々としたLDK、個室の寝室、シャワールームなどを完備し、一般住宅と変わらない住み心地を実現。むしろ「無駄が少なく、生活動線が快適」と評価されることも。複数台を活用すれば二世帯住宅としても応用可能です。


🌟 今後の可能性

 

コンテナ住宅は、環境配慮の観点からも注目されています。

リユースできるコンテナを利用することで廃材削減につながり、サステナブルな住まいづくりとしての価値も高まっています。


✅ まとめ

 

コンテナハウスは「短工期」「ローコスト」「個性派デザイン」という強みを持ちながら、住宅性能としても十分対応可能。


今後は別荘やキャンプ場だけでなく、都市部や災害復興住宅としても活用の場が広がっていくでしょう。


“暮らす建築”の新しいスタイルとして、コンテナ住宅はますます注目です!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第14回~

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どんな使い方があるの?〜活用シーン徹底解説〜


ここからは、コンテナプレハブの活用シーンを“現場目線”で深掘りします。


「一時的に建物が必要」「コストを抑えて空間を確保したい」——そんなニーズにピタッとハマる具体例を、導入のコツとセットでご紹介します。


A. コンテナの活用例(倉庫〜ショップまで)

 

1) 現場の工具倉庫・資材庫

  • 強み:頑丈・防犯性◎・短工期。台風や塩害にも比較的強い鋼製外皮。

  • コツ:結露対策として内張り断熱+換気を。棚は単管やスチールラックで効率化。

  • 搬入:10/20/40ftのサイズ選定、クレーン車の設置スペース確認。

 

2) 仮設の事務室(改造コンテナ)

  • 強み:外装に味が出る。内装で断熱・防音を強化すれば快適。

  • 設備:窓・出入口の開口補強は必須。エアコン・LAN・照明を標準化。

  • 注意:用途・期間・地域により確認申請が必要な場合あり。

 

3) 農業用の資材庫・低温予冷庫

  • 強み:屋外設置が容易。シャッターや観音扉で運用性UP。

  • ポイント:収穫物保管は断熱パネル+冷機の導入を検討。

 

4) キッチンカー・カフェ・ポップアップショップ

  • 強み話題性・移動性・短期回収。PR効果が高い。

  • 実務:給排水・グリストラップ・換気・電気容量(IH/冷機)を事前設計。

  • 法規:保健所・消防・道路使用等、許認可の同時進行が成功の鍵。


B. プレハブの活用例(校舎〜医療〜商業)

 

1) 仮設校舎・仮設病院・検査室

  • 強みスピード×清潔性。増設・連結が容易で導線設計がしやすい。

  • 設備:空調・換気・陰圧/陽圧設計、手洗い・トイレ・手術灯(用途次第)。

  • 配慮:バリアフリー、衛生区画、患者・利用者導線とスタッフ導線の分離。

 

2) イベントの控え室・運営本部・メディアセンター

  • 強み:短期集中の設営撤去で会期に合わせやすい。

  • Tips:発電機容量の見積、夜間照明、来場者動線の安全柵、無線LANの敷設計画。

 

3) 災害時の仮設住宅・応急復旧拠点

  • 強み迅速な居住環境の確保。後の移設・集約も容易。

  • 快適化:断熱等級の強化、遮熱シート、ロールスクリーン、物干し・収納の追加。

 

4) 期間限定の店舗・ショールーム・サテライトオフィス

  • 強み低初期費用で素早く出店し、需要の変化に合わせて撤退・移設ができる。

  • デザイン:外装サイディング+サイン計画、夜間のライトアップで集客力UP

  • 実務:テナント規約、防火区画、排煙・非常照明、消火器・誘導灯の整備。


コンテナ vs プレハブ:どう選ぶ?

 

観点 コンテナ プレハブ
施工スピード 早い(搬入即日可も) 早い(数日〜1週間)
拡張性 △(連結可だが補強多め) ◎(ユニット連結が容易)
断熱・快適性 断熱施工が鍵 断熱仕様を選定しやすい
デザイン自由度 外装は無骨寄り 意匠バリエーション豊富
移設性 非常に高い 高い
コスト感 改造量で上下 仕様で上下

短期・堅牢・移動性重視ならコンテナ
拡張・快適・内装の自由度ならプレハブが向いています。


導入フロー(失敗しない進め方)

 

  1. 要件整理:用途/人数/期間/必要設備(空調・水回り・通信)

  2. 現地調査:搬入経路・クレーン設置場所・地耐力・既存インフラ確認

  3. プラン提案:レイアウト・仕様・電気容量・法規整理・工程表

  4. 見積・契約:本体・基礎・運搬・設置・申請・原状回復を明確化

  5. 製作・手配:工場製作と現地準備を並行し、最短で引渡し

  6. 設置・検査:アンカー・レベル・気密・漏水・絶縁等の最終チェック

  7. 運用開始:取扱説明・保守計画・撤去/移設の想定も共有


問い合わせ時に伝えると早い情報

 

  • 設置場所住所/経路条件(曲がり角、電線高さ)

  • 予定面積・想定人数・使用時間帯

  • 必要な設備(空調容量、給排水、通信、動力の有無)

  • 期間(開始日・撤去日)と予算レンジ

  • 法規・近隣条件(防火地域、騒音配慮が必要か など)


まとめ

 

コンテナプレハブは、
「いま必要な空間を、ムダなく、素早く、適切なコストで」用意できる頼れる選択肢。


スピード・拡張性・再利用性という強みを活かしつつ、断熱・換気・法規・動線を押さえれば、
**快適で安全な“使える空間”**を実現できます。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第13回~

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プレハブの魅力とは?〜必要な場所に、必要なだけ〜


今回は、現場やイベント、店舗、住まいまで幅広く使われている**プレハブ(プレファブリケーション建築)**の魅力を、基礎から実務ポイントまでしっかり解説します。


1. 工期が早い!「現場は組み立て中心」

 

プレハブは主要部材を工場で先行製作し、現地では組み立て中心で完了させます。


そのため、天候に左右される作業が少なく、数日〜1週間程度で引き渡しが可能。


仮設の事務所・休憩所・検査室、期間限定の売り場、災害時の応急施設など、“すぐ欲しい”ニーズに強いのが最大のメリットです。

  • 現地の工事音・粉じんが少ない

  • 近隣調整がスムーズ

  • スタッフの稼働計画が立てやすい(開業・稼働の遅延リスク低減)


2. カスタマイズ性◎「サイズ・間取り・意匠」

 

プレハブはユニットの組み合わせでサイズを自在に拡張でき、間取り・窓位置・出入口・屋根形状まで柔軟に調整可能。


用途別に以下のオプションが選べます。

  • 性能系:断熱(壁・天井・床)、遮音、Low-Eガラス、遮熱フィルム、耐風・耐雪仕様

  • 内装系:長尺シート/フローリング、吸音天井、LED照明、ブラインド、換気扇

  • 設備系:エアコン、給排水、ミニキッチン、トイレ、手洗い、通信配管、非常照明

  • 外装系:サイディング、庇、デッキ、スロープ、袖看板・サイン

 

事務所・倉庫・休憩所・医療待機室・住宅用ユニットなど、目的ごとに最適化できます。


3. 環境にやさしい「再配置・再利用・廃材削減」

 

必要な時に設置し、不要になれば撤去・移設・再利用


工場製作比率が高く、現地での端材・廃材が少ない点も環境負荷の低減に寄与します。


さらに、長期利用後のリユースや買取が見込めるため、**ライフサイクルコスト(TCO)**の観点でも優秀です。


4. プレハブの構造と基礎:失敗しない下準備

 

構造の基本

  • 軽量鉄骨ユニット:耐久・耐震に優れ、拡張もしやすい王道。

  • 木質系モジュール:温かみある内装。軽量で搬入しやすい。

  • 断熱・結露対策:壁体内結露を防ぐため、断熱材厚み・気密部材・換気計画をセットで検討。

 

基礎の考え方

  • 簡易基礎(独立基礎・鋼製束・調整台):短期・仮設向き。撤去が容易。

  • コンクリートベース:長期利用・重量機器設置向き。水平精度が上がり床鳴り・建付け不良を防止。

  • アンカーボルト:耐風・耐震の要。特に海風・台風地域は引抜耐力の確認を。

 

※ 適用法規・期間・面積・用途によっては建築確認や各種申請が必要になります(地域差あり)。初期相談で確認しましょう。


5. 運用・メンテの実務ポイント

 

  • エアコン容量:断熱仕様と人員数に応じて選定(夏の熱負荷に注意)。

  • 換気計画:CO₂・臭気・湿気対策。トイレ・給湯室は個別換気がおすすめ。

  • 配線・配管:増設前提の予備配管・予備回路をつくると後が楽。

  • 外部動線:雨仕舞い(庇・ドレン)、出入口の段差解消(スロープ)、夜間照明。

  • 保守:年1回の建付け・シーリング・防錆点検で寿命が大きく伸びます。


6. 向き・不向きと対策(リアルな話)

 

  • 向いている:短〜中期利用、可変レイアウト、移設可能性が高い案件。

  • 課題になりやすい:長期利用での結露・外皮性能不足・騒音
     → 断熱強化+気密+換気、吸音材・二重窓、庇・日射遮蔽で快適化できます。


7. 導入前チェックリスト

 

  • 設置場所の搬入経路(曲がり角/電線高さ/クレーン設置スペース)

  • 基礎種別と地耐力の目安

  • 法規・申請(期間・用途・面積・防火地域等)

  • 電気容量(動力の有無)、水道・下水の接続可否

  • 近隣配慮(工期・騒音・粉じん・作業時間帯)

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第12回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄県宮古島市を拠点にクレーンリースやコンテナ・プレハブ販売、リースなどを行っている

大洋開発、更新担当の富山です。

 

 

コンテナを選ぶメリットとは?~“動く空間”の可能性~

シリーズ第2回の今回は、**「なぜ今、コンテナなのか?」**をテーマに、コンテナ販売・リースの具体的なメリットについてお話しします。


ただの鉄の箱ではない、**実用性と経済性を兼ね備えた“動く空間”**としての魅力をお届けします。


■ 1. “移動できる建物”という最大の特長

 

コンテナは、建物でありながらクレーンやユニック車で簡単に移動可能というのが最大の特長です。


設置場所を変えたいとき、現場が終わったとき、イベントが終了したとき――**“そのままの形で持ち運びができる”**のは、従来の建築物では考えられなかった柔軟性です。

特に、以下のような方に人気です:

  • 建設現場を転々とする現場管理者

  • 展示会・催事を巡回する移動販売オーナー

  • 農地や山林に一時的な作業拠点を持ちたい方

「今日はこの土地、来月はあの土地」
そんなスタイルにフィットするのが、コンテナの大きな魅力です。


■ 2. 圧倒的な耐久性と安心感

 

コンテナは、もともと海上輸送という過酷な環境に耐える設計で作られています。


雨風・潮風・温度変化・振動などあらゆる外的要因に強く、建物としての防水性・気密性・堅牢性は非常に高い水準です。

また、鋼製のため防犯性にも優れており、倉庫や保管庫としても高い信頼性を誇ります。
鍵の取り付け位置やシャッターの設置も可能で、盗難対策としても安心です。


■ 3. コストパフォーマンスの高さ

 

建築物を一から立てるには、土地造成・基礎工事・構造体の組み立て・屋根や内装など、時間も費用もかかります。


その点、コンテナは完成品を“ぽんっ”と設置するだけ。

さらに、リースであれば初期投資をぐっと抑えられるので、短期使用にも最適です。

使用目的 リース向き?購入向き?
1年未満の短期現場 ◎リース
農業倉庫など長期利用 ◎購入(カスタマイズも可能)
イベント出店 ◎リース
店舗や宿泊施設 ◎購入+内装施工

「まずは1年借りてみて、気に入ったら購入したい」という相談も多く、当社では途中からの買取オプションにも対応しています。


■ 4. 幅広いカスタマイズが可能

 

最近では、単なる“箱”としてではなく、おしゃれなショップ・オフィス・居住空間として使うために、外装・内装のカスタムを行う方も増えています。

たとえば:

  • 外壁カラーを企業のコーポレートカラーに

  • 内装を断熱材+木目調の壁紙で温かみある空間に

  • 窓・ドア・換気扇・照明・空調機器を取り付けて快適空間に

コンテナ=無骨な箱、というイメージは、もう過去のものです!


■ まとめ:こんな方におすすめ!

 

  • 移動式の事務所や倉庫をお探しの方

  • 設置工期を短縮したい

  • 初期費用を抑えつつも安心できる空間が必要な方

  • 屋外での保管・管理拠点を確保したい方

次回は、プレハブに焦点を当てて、その魅力を深堀りしていきます。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大洋開発のよもやま話~第11回~

皆さんこんにちは!

 

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意外と知らない!コンテナ・プレハブの基本とは?

このたび、私たちが取り扱うコンテナ・プレハブの魅力や活用方法をシリーズでご紹介することになりました。

第1回は、「そもそもコンテナやプレハブって何?」という基本の部分からじっくりお伝えします。

■ コンテナとは?

 

コンテナは、もともと貨物輸送用に設計された、頑丈で移動性に優れた鋼製の箱型構造物です。
一昔前までは、海上輸送や鉄道輸送で使う「輸送用コンテナ」のイメージが強かったかもしれませんが、現在ではその利便性と堅牢性を生かして、建築・産業・生活のあらゆる場面で活躍しています。

たとえば:

  • 現場の工具倉庫として

  • 建設現場の仮設事務所として

  • 地方の移動式カフェや店舗として

  • 被災地や山間部の仮設住宅として

耐久性が高く、地震・台風・積雪にも強いため、移設が可能な簡易建築物として再評価されているのです。

■ プレハブとは?

 

「プレハブ」とは、英語の**「プレファブリケーション(pre-fabrication)」=あらかじめ工場で製作という意味が由来です。
現場での建築時間を大幅に短縮するために、壁・床・屋根などのパーツを
工場で加工し、現地で短期間に組み立てる建物**を指します。

使用される主な用途は:

  • 工事現場の仮設事務所や休憩所

  • 期間限定の現場対応型オフィス

  • 災害時の応急仮設住宅

  • 農場や倉庫の管理室・作業場

構造は鉄骨造や木造、軽量鉄骨造などがあり、サイズや間取りも柔軟に対応可能。
「必要なときに、必要なだけ」建てられるというスピードと自由度の高さが支持されています。


■ どう違うの?簡単な比較ポイント

 

項目 コンテナ プレハブ
主な素材 鋼製 軽量鉄骨造・木造
組立方法 完成品を運搬して設置 現地でパーツを組み立てて設置
工期 1日~数日で設置可能 数日~1週間程度
使い回しやすさ 移動しやすく再利用が簡単 再利用には一部分解作業が必要
主な用途 倉庫・仮設店舗・住宅 事務所・仮設建物・応急施設

どちらも短工期&低コストという共通の強みがありますが、「移動させたい」「再利用したい」ならコンテナ、「自由な間取りで空間を作りたい」ならプレハブがおすすめです。

次回は、コンテナにフォーカスし、その魅力をさらに掘り下げていきます!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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