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月別アーカイブ: 2025年5月

大洋開発のよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

 

大洋開発、更新担当の富山です。

 

 

プロが語る!クレーンリースにおける“鉄則”とは?

~安全・信頼・効率を守るために、私たちが徹底していること~

今回は、現場での作業を支える私たちクレーンリース会社が、**毎日守り続けている“鉄則”**についてご紹介します。

クレーンの仕事は、見た目以上に緻密でリスクの高い作業。だからこそ、「当たり前を徹底する」ことが、プロの誇りなんです。


■ 鉄則①:安全第一。予測不能を前提に動け!

 

クレーン作業は、常に“リスクと隣り合わせ”
一歩間違えば大事故につながりかねません。

そのため、どんな現場でも、

  • 作業前のKY活動(危険予知)

  • 玉掛け者との綿密な連携

  • 周囲の安全確認(歩行者・障害物・電線など)

を**“100%当たり前”に実行すること**が大前提です。

特に高所作業や重量物の吊り上げ時は、「もしワイヤーが切れたら?」「風が急に強まったら?」と、最悪の事態を想定して備えることがプロの鉄則です。


■ 鉄則②:機械の癖を知り、日常点検を欠かさない

 

クレーン車は、ひとつひとつが違います。操作感、ブレーキの効き、ブームの伸び具合…まるで人間のように**“個性”がある**のです。

だからこそ、

  • ブレーキ油圧のチェック

  • ワイヤーのほつれや摩耗

  • タイヤ・足場・アウトリガーの確認

  • メーター・計器類の異常確認

などの日常点検は絶対に欠かせません。

「昨日は動いたから大丈夫」ではなく、今日の作業に備える点検こそが、現場の安全を守る第一歩です。


■ 鉄則③:作業だけじゃない、報告・連絡・相談が命綱

 

作業の正確さも大切ですが、それ以上に大切なのが**「人と人の連携」**です。

  • 現場に入る前の打ち合わせ

  • 荷主や元請けとの確認作業

  • 作業中の無線・合図での意思疎通

  • 終了後の報告と改善点共有

どんなに腕のあるオペレーターでも、独断で動いては事故につながる
だからこそ、「伝える力」「聞く力」「気づく力」が、クレーン業界では何よりも大事にされるのです。


■ 鉄則④:時間を守る=信頼を守る

 

現場は「流れ」で動いています。

1台のクレーンの遅れが、次の作業、さらにその先の工程にも影響する――そんなケースは日常茶飯事です。

「たかが10分、されど10分」
時間を守ることは、信頼を守ること。
だからこそ、私たちは早め早めの準備・移動・対応を徹底しています。


■ まとめ:鉄則があるから、安心して任せられる

 

クレーンの作業は一発勝負。
「失敗できない」現場だからこそ、“確実にこなす”という積み重ねが一番の信頼につながります。

私たちは、ただの機械貸しではなく、
「現場に安心を届けるパートナー」として、これからも鉄則を守り、技術と信頼を磨いていきます!


ご相談・ご依頼はいつでもお気軽に。
小さな現場から大型案件まで、確かな技術と安全でサポートいたします!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

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おはようございます!!

今朝の現場の様子になります。

25Tクレーンでの木造の建方の作業中に

こっそり写真を撮ってきました。

 

こちらは、コンテナ設置作業です。

設置場所の整地も自社で行いました。

大洋開発では、クレーン業だけではなく

土工事一式、コンテナ・プレハブ販売など

様々な業務を行っております。

お気軽にお問い合わせください。

大洋開発のよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

 

大洋開発、更新担当の富山です。

 

 

クレーンリースの歩み 〜高所作業を支える“力のレンタル業”の歴史〜

今回は、私たちが日々行っている**「クレーンリース」**という仕事について、その歴史と発展の背景をひも解いていきたいと思います。

普段なかなか注目されることのない“重機レンタル”という業界ですが、実は現代の街づくり、インフラ整備、物流に欠かせない縁の下の力持ち的存在なんです。


■ そもそもクレーンリースとは?

 

クレーンリースとは、建設現場や工場などで必要とされるクレーン車や重機オペレーターを、必要な期間だけ貸し出すサービスのこと。

大規模な工事に欠かせないクレーンですが、1台あたり数千万円〜億単位することもあり、常に自社で保有するには大きな負担となります。

そこで、「必要な時に、必要なだけ、プロと機械をセットで使える」仕組みとして発展したのがクレーンリース業です。


■ 昭和の高度経済成長期に始まった重機レンタル

 

日本における本格的なクレーンリース業のはじまりは、昭和30〜40年代の高度経済成長期

当時は、道路・ダム・鉄道・ビルなど、大規模なインフラ整備が急激に進みました。

工事現場では、人力では持ち上げられない構造物の搬入・組立てが必要となり、これを機にクレーンの需要が爆発的に増加。

そこに目をつけた業者が、“重機を買って貸す”というビジネスモデルを確立し、クレーンリース業界の第一歩が始まりました。


■ クレーンとともに進化した建設業界

 

クレーンの性能は、時代とともに飛躍的に進化してきました。

  • 自走式ラフタークレーンの登場で小回りが効くように

  • 油圧式の導入で細かい動作が可能に

  • 超大型のオールテレーンクレーンで高層ビル建設も可能に

こうした機械の進化に合わせて、クレーンリース会社も多様なニーズに対応できるフリート(保有機種の種類)を揃えるようになりました。

現場の規模や場所によって「どの機械をどう使うか?」を考えるのも、私たちプロの腕の見せどころです。


■ 震災・復旧でも活躍する“動く力”

 

クレーンリースの存在が真価を発揮するのは、災害時の復旧活動でもあります。

地震や台風で倒壊した建物の撤去、高架橋や送電塔の修復、重機の搬出など、迅速かつ安全な作業が求められる現場では、機動力と即応性のあるクレーンが重宝されます。

「何かあったら、頼めばすぐ来てくれる」
そんな信頼を地域の方からいただけるよう、私たちは日々体制を整えています。


■ 未来のクレーン業界と私たちの使命

 

近年では、ICT施工・3D図面対応・カメラ誘導など、クレーン作業にもデジタル技術の導入が進んでいます。

また、CO₂排出削減に向けた電動クレーンの普及や、無人操作の遠隔クレーンなど、まさに新たな時代に突入しつつあります。

クレーンリースは、ただの“モノ貸し”ではありません。
**「現場の未来を支えるパートナー」**として、これからも安全・迅速・確実な作業を提供していきます!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

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